SONY α7R3 (以後 A7R3 :) にNOKTON 40mm F1.4を付けて遊ぶようになりました。
半年くらい前からどうしても40mmの単焦点レンズで遊びたくなり、様々なレンズをリサーチしていました。
FujifilmのX-H1にXF27mmF2.8も検討したのですが、もう少し明るいレンズが欲しくなり7Artisans 25mm f1.8の富士フィルム用を購入。
オールドレンズ感ある超激安レンズで周囲を気にしなければ….って感じで、中古で6000円で買えたを考えると非常にコスパの良い製品だったのですが、換算38mmは35mmのレンズに薄皮1枚剥いただけの違いと気づいてしまい使わなくなってしまいました。
その後の再びリサーチして40mmで良さげな物を3つに絞り、
・Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
・Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC
・MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2
このうちどれかを買う事に決めたのですが、思いの外すぐに中古美品が安く(3万弱)売ってるのを見つけてしまい、それを確保。
それが「NOKTON classic 40mm F1.4 MC」でした。
開放時に関しては絵画のように滲んだフワリとした描写で、大きい周辺減光によって起きる露出差が空を青くしてくれたりするボーナス付きの描写。
F2に絞るとピント面がシャープになってきて、F2.8ぐらいから周辺減光がだいぶ落ち着いて来る感じで趣味性が高く楽しいレンズで気に入っています。
左側がF1.4 で 右側がF2 (手持ち)
40mmという画角は思っていた通り被写体との絶妙な距離感があり、窮屈すぎない広がりと被写体に対してのゆるい集中具合がいい塩梅で親子の距離を捉えてくれました。
Nokton 40mm F1.4は安かったので飛びついた口ですが、F1.2の方を買わなくて良かったと思えるサイズと重量です。
175gと軽く、小さいので「撮る気スイッチ」が“弱”でもとりあえず持って行こうか?って思えるサイズが、家族写真が多く撮れる大切な要素と気づきました。
Nokton 40mm F1.4 はレンズ面のコーティングに関して、SC(シングルコート) と MC(マルチコーティング)の2バージョンがありますが、MCでも十分フレアとか出るのでイキってSCにしなくても良いかもしれません。
SCと比べてないのでアレですが僕はMCで十分味わいのあるレンズと感じました。
趣味性が高く、遊べて小さいレンズを探しているのであればこれは1本持ってても損はないと思える良い製品でとても気に入りました。