最近はA7R3にVoigtländer (Voigtlander ? ) ULTRON 35mm F1.7 ばかり持ち歩いている。
先週の土曜日もこのセットアップを持って出かけてたら梅の花が咲いていた。
コントラストは高いが現代的なパキパキシャープなレンズでなく、イイ塩梅のシャープ加減。(と柔らかさ。←表現が難しい!)
色ノリも良く、滑らかでクリーミーな背景のボケと周辺減光を作るこのレンズ。
たぶん外周部(ボケ)の表現が特徴的で、ピントの合った部分をより強く立体的に魅せるレンズなんだと思います。
詳しい理屈は専門家ではないので解りません。
下品な言い方だけど、赤青メガネの立体トリックの様に1枚手前にグイッと表現されます、
苔もチリチリさせ過ぎず、有機物っぽい柔らかさを保ったまましっかり描写。
蕾の先端も柔らかさが表現されていると思いませんか?
僕はこのレンズで光が差し込む描写が特に好き(1枚目や最後の写真)
オールドレンズの様な味わいを持つレンズだけど、フレアやゴーストに逃げずに美しく光がまわりこんで被写体が輝きます。
このレンズが10万そこそこで買えるなんて信じられない。
僕が持っているのは実用的なアルミ製のブラック(238g)だけど、真鍮製のシルバー(330g)も中古が高騰しないうちに買いたい。
僕のオススメだけど、みんなに買って欲しくない(!?)レンズはコレです。